菓子箱

新訳 すこやか生活

隙あらば自分語り

自己啓発本

‥という響きが既に胡散臭くて毛嫌いしていた。奇を衒っております感丸出しの長ったらしいタイトルの本は読む気にならない。異世界転生系アニメの長いタイトルに惹かれない感覚と近い。(見ればおもしろい作品も多々あるのだろうけど。)

そんな感じで入りからひん曲がっている私だが、高校生の頃、とりわけ受験生期からすごく尊敬している人がいる。今はCGアーティストをしている方なのだけど、その人がオススメしていたある自己啓発本を試しに買って読んでみた。

まんまと啓発された。

いやめっちゃ悔しいけど。書いてあることもなーんも難しいことないし、まぁそうでしょうねって話だし、何なら俺の人生すごいだろ日記と言っても良さそうな内容なんだけど。(失礼)

読み終わる頃には既に自己暗示が始まっているというか、自分が選ばれし人間であるかのような謎の「なんかいけそう」感がすごい。悔しい。

いわゆる「朝活は良いぞ!」系の本だったのだが(最後にリンク貼る)、少しずつ起きる時間を早めたり、朝を充実させようという意志を持てるようになってきた。

結局求められるのは根性と自制心だよねって話になるわけだし、それをわざわざ時間かけて読む時間に意味あるんか?と思っていたが、その「根性と自制心」をくどくど説教するのではなく、気持ちを発生させ補強し継続させる。自己啓発本の力はそっちだったのかと。

毎朝、あらゆる願望が叶った生活を書き連ねたルーズリーフの文章を窓に向かって読む。誰かに見られたら滑稽でたまらない景色だろうが、毎日声に出して言っていると、不思議とそうなる未来を信じている前向きな自分が内から芽吹いてくる。あ、私ってこの先こうなるんだ。って思い込んでくる。すごい。

私はずっと夜型で、というか昔から朝が激弱で起きられないし、朝型にはなれないものと思っていた。けれど、ここのところ少しずつ朝に気持ちよく目覚められるようになってきている。

もちろん生活の主軸が完全に音楽家としてのそれになるのならどうしても限界はあるだろうけれど‥。いま現在の私は健康優良朝型ミュージシャンを目指して生活改善を頑張っているところだ。

起床さえクリアできれば本当に充実するし(ここがスタートかつ山場なのだが)、何より精神に良い。メンタルジェットコースターを抱えた人間はどう考えても朝起きた方がいい、と私は思う。スピリチュアルでも何でもなくて、ただ体感として、日光はいのちをあたためてくれるし暗い気持ちも少しは晴らしてくれる。

朝にいろいろとこなしておけると、夜になってもう今日はダメだ〜ぷしゅ〜んってなっても「まぁ朝にいろいろできたしな!」ってある程度の諦めがついて潔くベッドに向かえるし、何も出来なかった罪悪感もない。

ちなみに読んだ本はこれ。

うーーーんタイトルはやっぱり好みじゃないんだけどね。笑

和訳あるあるで原題だともう少し普通なのかな。調べるほど気になるわけでもないので調べないけど。笑

レビューにもあるように、似たテーマの本を読んだことがある人は内容的に被るとこも多いのかも。初見ならかなり読みやすいし、頭を整理しながら考えられるからきっかけとしてはよいと思うので貼っておく。

そんなこんなで私は引き続き頑張ってゆきます。

起きて調子が良い日はセブンまでいちごのスムージー買いに行くご褒美イベントを入れたりするんだけど、あれマジで美味いからみんな飲んだ方がいいよ。余計な甘さがなくてちゃんとスムージー

 

ではではまたー。